2017年10月27日(金)に開催された「第4回 リラクゼーション
コンテストJAPAN2017」決勝戦に行ってきました♪
リラクゼーションコンテストは一般社団法人
日本リラクゼーション業協会によって毎年開催されています。
ずっと気になっていたものの、なかなか行けず、
第4回目にして初観戦です。
コンテストは「セラピスト個人の部」と「スペースの部」に
分かれて、審査されます。
協会に加盟する2,113のスペースの中から、
またそこで働く21,070人の中から、
頂点に輝くスペースとセラピストが選ばれるわけですから、
会場は熱気に包まれていました!
「こんなにも高い志を持って日々業務に励んでいる
セラピストの方々がたくさんいるんだ!」と感激しました。
決勝戦の様子と感想を書いていきます☆
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リラクゼーションコンテストJAPAN2017レポ―トと感想
<人が入った写真がNGだったのでスライド写真のみです(汗)>
第一部「セラピストの部」決勝戦
まずは「セラピストの部」からスタートでした。
株式会社ボディワーク(ラフィネ)から3名、株式会社りらく(りらくる)から
2名、株式会社エーワン東京から2名、株式会社リバース東京・株式会社ヘルセ・
株式会社クレールからそれぞれ1名ずつファイナリストに選ばれていました。
審査テーマは「また施術を受けたいセラピスト」。
「接客のロールプレイング」と、「セラピストとしての想いのプレゼン」の
両方が審査の対象でした。
予選を勝ち上がってきただけあり、ファイナリストの方々は
みなさん素晴らしい立ち振る舞いと接客で、
甲乙つけがたい印象でした。
人によって優しく癒し系の方もいれば、
明るく元気系の方もいて、「もはや好みの
問題じゃない…?」なんて思いながら見ていました(笑)
でも全ての方に共通していることは、
姿勢が良いことと、発声がしっかりしていることでした。
「お客さんはとても聞き取りやすい
だろうなぁ」と思いました。
グランプリに選ばれたのは株式会社エーワン東京の
セラピストの方でした。
(テルマ―湯「リラクゼーション&ビューティaura」所属)
審査員から「セラピストの完成形ではないか」と
絶賛されるほどでした!(これってすごいですよね!!)
その方は接客のロールプレイングで、施術後、
お客様へのホームケアアドバイスや、次回提案をする場面を
実演していました。
とても自然体で、お客さんの身体の悩みに対して、
具体的な環境改善案を出し、セルフケアアドバイスも
していたのが印象的でした。
この方のプロフィールをよくよく見直したところ、
鍼灸師の資格取得者であることがわかりました。
身体に対する膨大な知識があるからこそ、
具体的なアドバイスができるのだなと感じました。
施術の腕ももちろん大事ですが、「人の心身を癒す専門家」
として、やはり知識を多く持つことも大切だと思いました。
第二部「スペースの部」決勝戦
「スペースの部」決勝戦の審査テーマは
「愛されるスペース~チームビルディング編~」でした。
各スペースの代表者が「愛されるスペースにするために、
どのような組織作り、取り組みを行っているか」をプレゼンしました。
経営に関心がある私にとっては、各スペースの
発表がとても面白かったです♪
「売上が低い、以前より減少してしまった」
「セラピストのモチベーションが低い、まとまりがない」などという
問題はどこのスペースでも抱えていることなのだと感じました。
「あるある~」とセラピスト時代の経験を
しみじみと思い出しました(笑)
私が「いいな」と思った取り組みを
簡単にご紹介しますね♪
セラピストが積極的にチラシ配りをしたくなる取り組み
株式会社クレールの「美楽園 大江戸温泉物語 仙台コロナの湯店」では
セラピストがチラシ配りを積極的にしたくなるように、
チラシに配ったセラピストの印をつけておき、
チラシを持って来店してくれたお客様を優先的に
施術できる仕組みを作ったそうです。
「これはいい!」と思いました。
基本的にセラピストは業務委託契約で働くようなので、
一人でも多くのお客さんを施術することが
収入アップに繋がります。
自分が優先的に担当できるなら、「チラシを頑張って配ろう!」
とセラピストが思えるし、お店側も売上アップに繋がって
良いことづくめ!!
素晴らしい取り組みだと感じました。
先輩セラピストが勧める若葉コースの取り組み
株式会社ジョイハンズ「まりっしゅ&birth 各務原店」では
以前はベテランと新人との間で技術の格差が生まれ、
お客さんが離れてしまい、新人の離職も増えてしまうという
問題を抱えていました。
そこで新人セラピストが担当する代わりに、
通常よりも安くサービスを提供する「若葉コース」を
始めたそうです。
「先輩セラピストが積極的に、お客さんに若葉コースを
勧めた」というエピソードにビックリしました。
新人は「先輩が後輩育成のことを一生懸命
考えてくれているから、自分も応えられるように
精一杯頑張ろう!」と思えますよね。
新人の離職を防ぐためにも、良い取り組みですね!
このように「スペースの部」決勝戦では
課題を解決した様々なアイディアを聞くことができ、
とても勉強になりました♪
サロン経営者や、マネジメント職に就いている方は
特に参考になると思いますよ☆
(ちなみにスペースの部のグランプリは
株式会社メディロム「Re.Ra.Ku トレッサ横浜店」でした!)
リラクゼーションコンテストJAPAN2017を観戦し、感じたこと
「スペースの部」の発表を聞いて、
どの会社がずば抜けて良い・悪いということはなく、
その時に働くメンバーや店舗の状況によって
働きやすさは変わるのだと感じました。
どのお店も売上が低い時期や、セラピスト同士が
ギクシャクしている時期を経て今があります。
以前働いていた人にとってみれば「稼げないし、
人間関係も悪いし、嫌なお店だった」という印象に
なるでしょう。
でも問題が解決された今、働いている人たちにとっては
「職場の雰囲気は良いし、稼げるし楽しい!!」と
感じることでしょう。
リラクゼーションスペースへ就職する上で
良い環境で働けるかどうかは、
運に左右される面が大きいということですね(汗)
またどこの会社に所属していようが、
セラピストという仕事に誇りを持って
働いている方たちがいらっしゃることを知り、
各会社に対する目線がよりフラットになりました。
新たな発見ができたので、リラクゼーションコンテスト
JAPAN2017に行って本当に良かったと思いました。
これからもサイト運営を通して、リラクゼーション業界を
微力ながらサポートしていけたらいいなぁと思いました♪
コンテスト出場者の皆さん、運営・関係者の皆さん、
お疲れ様でした!!
ココに注意
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