そろそろ自分の腕に自信もついてきたし、
独立したい。
自分にとっての理想のリラクゼーションサロンを開業したい…!
そうは思っても、いきなり店舗を借りるのは不安。
そこで「出張リラクゼーションを始めたらどうだろう?」と思いついた方へ、
出張リラクゼーション開業のメリット・デメリットをご紹介します!
出張リラクゼーション開業のメリットデメリット
メリット1:初期費用・経費が最低限で済む
出張リラクゼーションは、一般的にお客様の自宅や宿泊先に
セラピストが出張して、施術を行うサービスです。
実店舗を持たないため、お店の家賃、水道光熱費、
ベッド、家具代などがかかりません。
お客様の家に持ち込むタオルやオイルなど、
施術に必要な最低限のものしか、経費がかかりません。
初期投資や維持費が最低限で済むので、
開業のハードルが低いのが魅力的ですね!
メリット2:単価を高く設定できる
出張サービスの場合、店舗よりも単価を高く設定できます♪
(最近は激安チェーン店も出てきているので、
いくらを相場とするのかは微妙なところですが)
施術する時間は同じでも、行き帰りも含めて、
時間を拘束されるため、その分施術料金は高くします。
(別途で交通費もいただく)
例えば美味しいイタリアンが食べられるお店があったとして、
そこのシェフに自宅に出張してもらって、
お店と同じ料理を作ってもらうとします。
同じメニューだからといって、
同じ値段なわけはありませんよね。
近所で交通費もあまりかからず、お店と同じ料金で
作ってくれるなら、みんなしょっちゅう出張サービスを
お願いしちゃいますよね!(笑)
お客さんがサロンへ時間とお金をかけて通う
「手間を省く」という価値を提供している分、
価格アップできます。
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デメリット1:女性の場合、危機管理が必要
「自宅サロンを開業する上で気をつけるべきこと5つ」にも書きましたが、
女性セラピストの場合、男性客は一切NGで、
女性のみ受け付けるようにした方がいいです。
企業が経営しているリラクゼーションサロンでさえ、
変なお客さんはたまに来ます。
それが密室となると何が起こるかわかりません。
「足の病気があって、他のサロンではなかなか
受け入れてもらえない。足は施術できないけど、
オイルマッサージはしてほしい」と、
病気だと嘘をついて、接触しようとしてきた人も
いると聞きました。
店舗で働いている時と同じ感覚ではいられず、
出張リラクゼーションで開業するなら、
自分の身は自分で守る意識が必要です。
デメリット2:毎回環境が変わる中で施術をする必要がある
簡易ベッドを持ち込む場合は、関係ないですが、
お客様の自宅の布団や、ベッドを利用して、
施術する場合、毎回環境が変わる中で
施術しなければなりません。
自分が施術し慣れたところでできるわけではないので、
その都度対応しつつ、ベストパフォーマンスを出すことが
求められます。
私が家族や友人に施術してあげた時、
ベッドが沈みすぎて圧が逃げてしまったり、
布団なのでヘッドマッサージがしづらかったり、
店舗と同じようにはできませんでした。
それが一つ大変なところだと思います。
デメリット3:住んでいる地域に需要があるかは分からない
出張リラクゼーションを頼むような人は、
基本的に以下のような人です。
・お金には余裕があるけど、
リラクゼーションサロンに行く時間がない。
・リラクゼーションサロンに通うのがめんどくさい。
多少お金を出してでも自宅でサービスを受けて、
そのまま眠りたい。
言わば<時間と手間をお金で買う>人たちです。
ということは「お金はあるけど、時間がない」人が
たくさん住んでいる地域の方が需要があるわけです。
出張リラクゼーションサービス事業を行っている会社は、
東京で言うと、新宿区、渋谷区、港区、品川区など、
都心部を中心にやっているところが多い印象です。
自分の住んでいる地域に出張サービスを求めている人は
いるのかどうか、よく見極めなければなりません。
需要がないところで始めても、全く稼げないことも
あるでしょう。
「じゃぁもっと価格を安くすれば、受けてくれる人が
多いのでは?」と考えるかもしれませんが、
最初は良くても、自分の心身をすり減らすことに
繋がるので低価格にするのはやめた方がいいです。
★要チェック⇒自宅サロンの集客でむやみに値引きしてはいけない3つの理由
以上、出張リラクゼーション開業のメリット・デメリットでした!
気軽に開業できるのは魅力ですが、継続し、
きちんと収入をあげていくには、地域にもよりますが、
なかなか大変なことだと個人的には思います。
ココに注意
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