個人サロンを経営していると、
・大手サロンにはかなわない
・近所にあるから、お客さんが奪われてしまいそう
などという不安にかられる方もいるのではないでしょうか。
たしかに大手サロンは資本力、知名度からいっても、
個人サロンは太刀打ちできない部分も実際あると思います。
ですが大手にはできなくて「個人サロンだからこそできること」も
あるわけです。
先日個人経営の美容院に行った時にそのことを強く感じたので、
ここでシェアしたいと思います！
※ここではその美容院のことをAサロンと呼ぶことにします。
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個人サロンを経営する上で大手サロンに負けずに集客する秘訣３つ
①業界の常識には惑わされない
私は友人の紹介で個人経営のAサロンに行きました。
（‟知り合いに紹介したくなる理由”がどこかにある、という
ことなんですよね）
私がAサロンにいって、びっくりしたことは、
ヘアカット、カラーリング中に読む雑誌を、自分で選ばせて
くれたことです。
雑誌一覧表を渡され、「この中から読みたい雑誌を選んでください」と
言われ、好きな雑誌を選ぶことができました。
今まで色々な美容院に行ったことがありますが、
一度もこのような経験はありませんでした。
美容師さんから見て「このお客さんはこれを読みそうだな」という
雑誌を予想して、何冊か持ってくるというパターンが通常です。
だからこそ「好みと違う…」「この雑誌もう読んだし…」というものが
出てくることもありました。
Aサロンではそういうことを防ぐために、事前にお客さんの
好みを聞いているそうです。
いちいち選んでもらっていたら、それだけタイムロスになり、
お客さんの回転数に影響するので、業界の間で黙って置くことが、
当たり前になるのはわかりますが、だからといって
それが正解とは限りません。
業界の常識に惑わされず、
お客さんは何を求めているのか、
自分がお客さんの立場になったらどうしてほしいのかを徹底的に考えて、
「かゆいところに手が届くサービス、おもてなし」を追及することは、
個人サロンが大手に負けないために絶対必須なことだと感じました。
②自分のサロンだけのウリをつくる
お客さんのことをよく考えているAサロンは、
雑誌を選択できる心配り以外にも特筆すべき点があります。
サロン内にキッズスペースがあるんです！
小さなお子さんがいるママさんにも安心して来てもらえるような
配慮なんだなと感じました。
お子さんを預けにくいお母さん方は、美容院に行くことさえなかなか
できないと言う話を聞きます。
Aサロンの経営者の方はお客さんが「こうだったらいいのにな」と
感じることをとてもよく理解していらっしゃいますよね。
大きい店舗ではないので、キッズスペースで遊ぶお子さんに
目を配りながらカットしてもらえるようになっています。
これは逆に狭い店舗だからこそできることかもしれません。
個人サロンであることを逆手にとって、
お客さんを喜ばせられるサロンのウリを考えてみると
いいと思います。
私が感じたAサロンのウリは、
「アットホームな雰囲気で、気兼ねなく行けて居心地の良いお店」です。
・「そうそう！それを待ってました！」と思えるような細やかなサービス
・お子さん連れでも安心して来られる
・大規模なサロンのように待たされることがない
・アシスタントがいないので、余計な会話に消耗することもない
このことからそんな風に思いました♪
私美容院は緊張するのであまり好きではないのですが、
Aサロンはまた来たいなと素直に思えて、
自分でもびっくりしました。
こういうお客さんがリピーターになります。
個人サロンでも大手に負けずにお客さんを集客するチャンスは
たくさんありますよ～！
③技術を磨くのもやっぱり大事
散々Aサロンの良いところを述べてきましたが、
一つだけ気になるところが技術力でした。
美容師さんはとても良い方だし、
お店のサービスと居心地がとても良かったので、
サロンを本当に気に入ったのですが…
カットに納得がいかず、なんともいえない気持ちに（泣）
悪くはないんですが、特別よくもなく、
他の美容院でもっとカットが上手な美容師さんを
知っているだけに、仕上がりに大満足というわけにはいきませんでした。
だから次回行くかどうかとても迷っています。
私が以前行っていたBサロンは中規模くらいのサロンで、
店長さんに切ってもらっていたのですが、
比べてみて初めてやはり技術力が高いことに気づきました。
でもそのBサロンはスタイリストが何人ものお客さんを同時に掛け持ちするので、
すごく待たされるし、アシスタントの子と気を使って会話を
しなければいけないことなどに疲れるので、あまり好きではないんです。
ただ仕上がりだけのことを考えると、Bサロンの店長さんに
切ってもらいたいとどうしても思ってしまいます。
だから「技術力」ってものすごく大事だなと感じます。
どんなにおもてなしが良くても、技術面がいまいちだと、
上手い方にお客さんが流れていってしまいます。
逆に言うと、個人サロンだからこそできる細やかなおもてなしに加えて、
技術がとても良かったら、本当に最強です。
接客・サービス面だけでなく、技術力も「ここだけは誰にも負けない」という
部分を伸ばしていくことをオススメします。
以上です！
個人サロンでも大手サロンに負けずにお客さんを集客できる可能性は
たくさんありますので、工夫してお店作りをしていきましょう♪
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