前回の記事「リラクゼーションで自宅開業するならまずはコンセプト決めから」で
始めにコンセプトを決めることがいかに大事かをお話しました。
コンセプトをしっかり決めていなかったばっかりに、
自宅サロン開業が失敗してしまう例はたくさんあります。
これはリラクゼーションサロンに関わらず、美容関係、
ネイルサロン、飲食業界など全てのビジネスに言えることだと
思います。
失敗例を見て、同じような間違いをしないように
気をつけてくださいね☆
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自宅サロン開業の失敗ケース①コンセプトがぶれている
一度行った事のあるリラクゼーションサロンの話なんですが…
サロンの名前はなんとなく和風な雰囲気。
セラピストの服装も作務衣だったので、「あ〜このサロンは
和風の雰囲気で押しているサロンなんだな」と思いました。
でも通された部屋を見渡してみると、バリニーズサロンに
置いてあるような、アジア系の雑貨や置き物が置いてあったり、
和がコンセプトなら絶対置かないような色味が強い
雑誌ラックが置いてあったりしました。
「一体このサロンは何をコンセプトにしているわけ!?」と
戸惑ってしまいました。だからなんとなく居心地が悪いというか…
コンセプトが一貫していないんです。
自宅サロンでインテリアやメニューを考える上で、
コンセプトをしっかりと意識しないとブレブレになってしまいます。
お客さんが口コミであなたのサロンについて話す時に
「○○なサロンがあってね……」と○○の部分をしっかり
伝えられるようにサロン作りができていないとNGです。
コンセプトがよくわからないお店は絶対に長続きしません。
自宅サロン開業の失敗ケース②コンセプトを詰め込み過ぎ
AKB48の生みの親、秋元康さんは著書で「幕の内弁当になるな」
的なことを書いていました。
というのは「煮物も唐揚げもお漬け物も天ぷらも入っています。
色々入っていて美味しい」幕の内弁当はたしかに美味しい
のだろうけど、人の印象に残らないんですよね。
たくさんのリラクゼーションサロンがある中で差別化しないと
お客さんは自分のサロンを選んでくれません。
自宅サロンは自分の理想ややりたいことが全部できるので、
あれもこれもやりたくなってしまうでしょう。
でも「ボディケアもリフレクソロジーもヘッドマッサージも、
オイルマッサージも、タロット占いもやってます」
と詰め込んで、逆に特徴がはっきりしないようなサロンは
お客さんに伝わりにくくなります。
「私なんでもできますよ」という人よりも、
「△△はできないけれど、○○に関しては任せて!」という
人の方に頼みたくなりますよね。
良い例としては
「全てのメニューにカラーセラピーがついていて、
オーラソーマのオイルを使ってトリートメントしてくれるサロン」
「自分がその日選んだアロマオイルを使ってトリートメントしてくれ、
お土産に小さいボトルにアロマオイルをプレゼントしてくれるサロン」
「いつも波の音がBGMで流れている部屋で、ハワイアンロミロミマッサージを受けて、
まるでハワイのリゾート地にいるかのように癒してくれるサロン」
などのようにコンセプトが明確に伝わるものです。
こういうサロンにはお客さんがつきます。
あなたは何を「売り」にしたサロンを始めますか??
要チェック!
・自宅サロンを開業するまでにすべき3つのコト
・リラクゼーションサロンのコンセプト決めに役立つ3つの行動
ココに注意
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