テクノロジーが目覚ましい発展ぶりを見せていて、
どんどんロボットや機械に、人間の仕事が奪われていくのではないかと
いう説がありますよね。
それだけテクノロジーの進化のスピードは速いのだと思います。
人工知能の開発も進められていますしね。
最近では、スーパーやコンビニ、ユニクロなど、
続々とセルフレジを導入する企業が増えてきています。
セルフレジの登場によって、レジ打ちの仕事がなくなってしまいます。
あらゆる仕事が機械にとって替わられてしまう中で、
セラピストは生き残っていけるのかどうか、
私なりに考えたことを書いていきたいと思います!
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将来ロボットセラピストが誕生したとしたら?
将来、ロボットセラピストが施術してくれるサロンが
出来たとしましょう。
身体の凝りをレーダーか何かで瞬時に判断し、
その凝りをほぐすために最適な施術をしてくれる。
力加減もボタン一つでお客さん側が調整できる。
その頃にはロボットの技術もさらに進化していて、
人間にとても近い容姿で、人工知能搭載のため、ある程度の
コミュニケーションもとれる。
…こんな風に妄想してみると、何百年後かには
本当に実現していそうでなんだか怖いですね。
将来どんなに優秀なロボットができても、人間のセラピストは求められ続ける
私はどんなに優秀で、気持ちいい施術をしてくれるロボットが
現れたとしても、「人の手の温かさ」には絶対にかなわないと思っています。
ここで私の体験談を話させてください。
私が以前勤務していたお店は、繁盛店というわけではなく、
平日の日によってはお客さんが店舗に一人もいないという状況も
ありました。
そういう時はセラピスト同士で施術し合って、新しい施術方法を
試したり、練習したりしていました。
ある時、私はプライベートがあまりうまくいかず、
とても悩んでいました。
そんな時に同僚のセラピストが施術をしてくれたのですが、
温かい手と、心をこめてしてくれていることが伝わる施術から、
優しさに包まれるような感覚になって、
思わず泣いてしまいそうになったことを今でもよく覚えています。
リラクゼーションサロンには身体の凝りを少しでも和らげたいと通って
くださる方が多いです。
それに加えて、心が張りつめているけれど、
自分ではどういう風にゆるませていいかわからなくて、
「とにかく癒されたい」と感じて、リラクゼーションサロンに
行かれる方も多くいらっしゃいます。
そういう方々が求めているものは、
やはり「人間の温もり」なのではないかと思います。
セラピストとのコミュニケーションを楽しみにきてくださる
お客さんもいますしね。
たしかにロボットだったら、精密で上手な施術を、ムラなく
してくれるかもしれない。
人工知能が発達して、会話がスムーズにできるように
なるかもしれない。
それを面白がって、好む人たちも出てくるかもしれない。
でも「人間だからこそ生み出せる癒し」は必ずあり、
それにはロボットは絶対に叶わないと、私は信じています。
じわ~っと温かさを感じる手でしてくれる施術に、
「自分は大切にされている感、肯定感」を感じられて
心がほぐれたり。
口下手なんだけど、どうにか自分のことを思って、
しどろもどろになりながらも、励まそうとしてくれる
セラピストに癒されたり。
笑顔一つでも、元気をもらえたり、癒されたりもします。
手だけではなく、表情、話し方、話す内容など、
全てひっくるめて、血の通っているセラピストにしか
できない癒しはあり、求めてくれる人々も
必ずいると思うのです。
それは優秀なロボットが出てくる将来だけの話ではなく、
これを読んでくださっている今の時代も同じです。
足マッサージ機や、高級な全身マッサージベッドなどが
次々と出てきますが、ほとんど関係はありません。
お客さんがセラピストに求めることをしっかりととらえて、
「自分はどんなことができるのか」を徹底的に考えられる人が、
売れるセラピストになることができるのだと思います。
セラピストは精神的にも身体的にも、なかなか大変な仕事だとは思いますが、
ご自身のお仕事に誇りを持って、日々たくさんのお客さんを
癒してあげてくださいね。
応援しています!
ココに注意
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