サロンのコンセプトも、メニュー内容も、内装の雰囲気も
どうしたいかは決まった。でもメニューの価格設定だけは
悩んだり、迷ったりしてなかなか決まらない…
ほんっっとうに値段設定って難しいんですよね！！
京セラ・KDDIの創業者の稲森和夫さんが「値決めは経営だ」
という名言をおっしゃっています。
値決めは事業の核になると言っても過言ではないほど、超重要！！
ファーストフードを例にあげると…
・安さを売りにする分、数を多く売って利益をあげるマクドナルド
・値段は少々お高いが、品質の良さで勝負するモスバーガー
（HPを見ると、バーガーに使っている野菜の産地、生産者の名前も
出ていて、ファーストフードとは思えない驚きがありました）
価格設定とお店のコンセプトはリンクするので、価格設定も含めて
サロンイメージやコンセプトを作り上げなければなりません。
（※コンセプト作りの重要性はこちらの記事をご覧ください！
⇒リラクゼーションで自宅開業するならまずはコンセプト決めから）
こんな風に言うと余計難しく感じてしまうかもしれないので、
値段決めをする上でのコツをお伝えしておきますね！
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自宅サロンのメニューの価格設定の４つのコツって？
①比較的安く気軽に受けられるメニューを作る
ご飯屋さんを例にあげて説明すると…
一番安いメニューが3500円するお店に気軽に入れますか？？
とてもじゃないけど、入れないですよね…
東京都心のオフィス街では、店構えがあまりキレイでない
レトロな雰囲気のお店でも、600円で定食ランチをしているところは
めちゃくちゃ人で賑わっています。
ランチを食べにきた人は「夜はどんなメニューがあるのかな？
今度夜にも来てみるか！」とお店に通うきっかけができるのです。
そんなきっかけを作るためにはまずは自分のサロンのサービスに
興味を持ってくれた方に対して、気軽にお試しで受けられる
安めのコースを作ります。
そうすることでお店の敷居を一気に下げることができます。
②安くしすぎない
呼び水となる安いメニューは作った方がいいですが、
それを標準価格には絶対にしないことが重要です。
自宅サロンを始めた当初は自信がないものだし、「安くないと
人が来ないんじゃないか」という不安が誰しもあります。
そんな不安から値段を安く設定しがちなんです。
でも「本当はこれくらいは欲しいのだけれど、これじゃぁお客さんが
来なそうだから値引きしよう…」という気持ちで設定すると、
後々苦しくなってきます。
1時間施術して3000円と6000円とでは3000円も利益に差があり、
10時間の施術で3万円もの差が出てしまうんです！！
最初のうちは良くても、段々と、こんな安くすべきじゃなかった…
と後悔することもあります。
「自信がないから値引きする」ではなくて、「この値段をいただくのだから
こんな付加価値をつけよう。」という思考にシフトすべきです。
価格に対して、サービス内容が見合っているのであれば、
必ずお金を出してくださる方はいらっしゃいます。
あまりに安くしすぎて自分の首を締めることのないように…。
値下げする分には良いですが、途中で値上げするのは大変なので
最初の価格設定はよく考慮しましょう。
☆要チェック：自宅サロンの集客でむやみに値引きしてはいけない3つの理由
③価格を段階的にする
例えばリラクゼーショントリートメントのメニューが3000円、
7000円の二種類だったとします。
必然的に7000円のメニューは高いような感覚になりますね。
でも面白い数字マジックがあるんです。
3000円、7000円、12000円と三種類のメニューが
あるとしたら、7000円のメニューが安く感じませんか？
3000円は安いけど少し物足りないコース。
12000円は充実したコースなんだろうけど、金銭的に手が届かない。
7000円のコースは金銭的には出せる範囲で、しかもそれなりの
満足感がある。
こんな印象になって、7000円のコースが驚くほどよく出たり
するんですよ！！
だから価格設定は段階的にした方がいいです。
「いやいや、こんな高いメニュー出るわけないでしょ。
作るだけムダ！」と思っても、実際に作ってみると頼む人は
ちゃんといますしね！！
④地域の相場感を参考にする
地域によって、全然金銭感覚って違うんですよね。
都心では「安い」とみなされる価格でも、田舎の方では
なんて高いんだ！！と思われることもあります。
なので同じ地域の同業者の相場をリサーチしましょう。
もちろん必ずしも合わせなければならないことはありませんが、
価格設定の一つの参考にした方がいいと思います。
地域の相場と大体同じくらいか、少し高いか、少し安いかが
オススメです◎
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