リラクゼーション業界の市場規模はどのくらい？今後の動向はどうなるの？

リラクゼーション業界で働きたい！またはビジネスがしたい！
と思っている方は、市場規模と今後の動向について
気になるかと思います。

本記事ではその辺りを詳しくお伝えしていきます！

そもそもリラクゼーション業界といっても、
どのように区切るかによって市場規模の統計は異なります。

リラクゼーション＝癒し業界ということで、
ボディケア、リフレクソロジーだけでなく、エステやマッサージまで
含める場合もあったりします。

それでは分かりづらいので、今回はボディケア、リフレクソロジーなどを
提供するリラクゼーションサロンの市場規模について
みていきましょう！

リラクゼーション業界の市場規模はどのくらい？

「矢野経済研究所」が出しているデータがとても詳しいので、
リンクを引用しつつ、市場規模をご紹介しますね！

ボディケア・リフレクソロジーの市場規模は、
2018年は1196億円です。（前年比104.1％）
（ちなみに2016年は1093億円でした。）

2019年の予測は、1220億円と出ています。

ちなみにエステティックサロン市場規模は、
リラクゼーションサロンの約3倍ほどの3587億円。
（2019年の予測は、3599億円と出ています。）

エステ業界はリラクゼーション業界の
3倍もの市場規模があると考えると、大きいですね！

エステ業界は痩身、美肌などだけだったら、
市場規模は減少傾向にあったかもしれませんが、
垣根が低くなったエステ脱毛によって支えられている感じがありますね。

エステ業界は成長率がほぼなく、横ばい状態。

ボディケア・リフレクソロジーの市場規模も1％ずつ増えるか
増えないかくらいで、伸び率は高くありません。

リラクゼーションブームが起こり、巷では大手を筆頭に、
リラクゼーションサロンがどんどんオープンしていた時代は
もう終わりました。

一時期よりも店舗数が減少傾向のあるリラクゼーションサロンもあります。

その中でも反対にりらくるはどんどん店舗を増やしていっているので、
本当にすごい会社だと思います。

そのおかげで業界の価格破壊が進んでいるので、
なんとも言えないんですけどね(笑）

りらくるはともかく、リラクゼーション業界は
衰退こそしていないものの、伸びている市場ではありません。

今後の動向を考える上で、鍵となるのは、
超高齢化社会が加速していくことだと思います。

高齢者が増えて、病院にかかる人が多くなればなるほど、
病院に簡単にかかれなくなる可能性が出てくるかもしれません。

年金支給額がどんどん減っていき、将来どのくらいの
額がもらえるは分かりません。

将来への不安から、人々の「ヘルスケア分野への関心」は
今後どんどん高まっていくと考えられます。

健康面での予防や介護予防などにアプローチできたら、
多少は伸びる可能性もありますが、あくまでも
「癒しを提供するリラクゼーション」ですから微妙なところですかね。

人工知能やロボット、IT業界、ネット業界は
今後も大きく伸びていくでしょうが、多くの業界が
少しずつ衰退していくのではないでしょうか。

人口減少に伴い、市場規模が縮小していくのは当たり前なので、
しょうがない面もあるとは思います。

ちなみに現在成り立っている仕事の多くは将来的に
ロボットやコンピューターに取って代わられるという話が
ありますよね。

ただリラクゼーションサロンの受付が全てコンピューターで
行われることはあっても、セラピストがロボットに
取って代わられることはないと思っています。

長々と書いてきましたが、私はこんな風に考えています。

あくまでも私個人の考えであって、これが正解かどうかは
分かりませんので、参考程度にしていただければと思います。

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