「リラクゼーションとマッサージの違いがわからない」
という人は多いと思います。実際にお客さんや友人から
聞かれることもたくさんありました。
リラクゼーション業界ではマッサージとは明確に
線引きをしています。しなければならない理由があるからです。
リラクゼーションとマッサージの違いって何?各々の特徴は?
まず、マッサージの定義って?
「マッサージ」という言葉を使っていいのは、
あん摩マッサージ指圧師だけです。
省略してマッサージ師とも呼ばれますが、
国家資格を持っている人のことを指します。
あん魔マッサージ師の国家資格は通信や短期資格取得コースなどでは
取ることはできず、マッサージ師を養成するための
専門学校に3年間通わなければなりません。
200時間分、講習や実習を受けて初めて、国家試験を受ける
権利が与えられるのです。国家試験に受かるとマッサージ師の
資格が得られます。
マッサージとは人の身体に触れ、皮膚をさすったり、
なでたり、揉んだり、指圧をしたりすることですが、
この行為は本来マッサージ師の国家資格を持っている人しか
法律上はできないことになっています。
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リラクゼーションの定義って?
「リラクゼーションサロンでも同じようなことやってるじゃん!」
と思う人もいるかもしれません。
しかしリラクゼーションサロンは「人の身体に触れ、
症状を改善するのを目的とするのではなく、あくまでも
疲れているお客さんに対して癒しの場を提供している」
というスタンスでやっています。
(そのスタンスでしか違法になってしまうのでできない)
だから「マッサージ」という言葉は使ってはいけないと
上司からこっぴどく言われます。
また国家資格を有するマッサージ師は医療行為として施術できますが、
リラクゼーションサロンでは医療行為とは唱えないので、
「治療」「腰痛、肩こりなどが治る」「改善する」などの
言葉は使えないことになっています。
<★詳しくは以下の記事に書いています!
⇒要注意!リラクゼーションセラピストが使ってはいけない言葉って?>
これはアロマセラピスト、整体師、カイロプラクティック、
ヨガなどにも当てはまります。もしもこれらの医療類時行為を
行っている人が先に上げた言葉を使っている場合は
あまり信用できないような気がします…。
(業界の最低限の知識も知らないという点で)
正直グレーゾーンな業界なわけですが、今やものすごい勢いで
増えているリラクゼーションサロン。
一つの駅に対して何軒もあったりしますよね!
法的に一挙に取り締まられて、リラクゼーション業界が
なくなることはないとは思います。
お客さんの中で「マッサージとリラクゼーションの違い」、
「国家資格を持っているか持っていないか」を気にしている人は
ごく一部で、自分にぴったりと合うセラピストに出会えば信頼し、
任せてずっと通い続けてくれます。
だからこの業界では国家資格を持っていなくても
全く気にしていない人はたくさんいます。
(お客さんも国家資格と民間資格の違いがわからない人は
多いです。だからこそ「(国家資格という意味には限らず)
何かしらの資格は持っているの?」と聞いてくるお客さんは
ちらほらいますが)
それでもその事に対して後ろめたさを感じるような
タイプの人にはおすすめしません。
リラクゼーションとマッサージの違い、
ご理解いただけたでしょうか。そういう観点で
セラピストの求人情報を見てみると面白いですよ!!
「マッサージ」という言葉は絶対出てこないはずですから。
★こちらの記事もオススメです★
⇒セラピストの国家資格はある?民間資格だけって本当?
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